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2024年

河川延長1位は北海道15,458km。最下位沖縄393kmで、差は39.3倍。

公開日: 2026-05-21
#河川#北海道#長野#新潟#国土交通省
河川延長1位は北海道15,458km。最下位沖縄393kmで、差は39.3倍。

河川延長1位は北海道15,458km。最下位沖縄393kmで、差は39.3倍。

日本は河川の国と言われる。国土交通省がまとめる「河川データブック」では、一級河川・二級河川・準用河川の延長が都道府県別に記録されている。

2024年のデータで、各都道府県の河川延長合計を並べると、1位は北海道の15,458.8km。2位の長野県7,039.6kmを約2.2倍引き離し、圧倒的な独走だ。

3位は福島県5,446.5km、4位新潟県5,382.2km、5位岩手県4,443.5km。上位5県のうち4県が北日本。全国平均は3,065km、1位北海道はその約5倍にあたる。

北海道15,458km、長野7,040kmが上位

河川延長合計(2024年)

上位10都道府県を並べると、面積の大きい北日本・中央高地・日本海側が並ぶ。

順位 都道府県 河川延長合計
1位 北海道 15,458.8km
2位 長野県 7,039.6km
3位 福島県 5,446.5km
4位 新潟県 5,382.2km
5位 岩手県 4,443.5km
6位 鹿児島県 4,347.8km
7位 静岡県 4,050.7km
8位 兵庫県 3,881.0km
9位 大分県 3,729.4km
10位 熊本県 3,633.3km

1位北海道と2位長野の差は約8,419km。本州最長の長野県でも、北海道の約45%にとどまる。北海道の面積の広さと、道内を流れる石狩川・十勝川・天塩川などの大河川システムが、全国ランキングの頂点を形作っている。

上位10位には、面積の大きい北海道・長野・福島・新潟・岩手・鹿児島が並ぶほか、太平洋側の静岡・兵庫・大分・熊本も入る。山地から平野まで水系が広がる地形の県が上位に集中している。

なぜ北海道が突出するのか

北海道は日本の都道府県の中で圧倒的に面積が広い。全国の約22%の国土を占め、九州の約2倍、本州の最大県・岩手の約6倍の面積がある。分母の面積が大きければ、河川の延長も長くなる。

加えて、北海道は山岳地帯から平野部までの落差が大きく、水系が長距離に及ぶ。一級河川だけで10,190km、二級河川4,288km、準用河川980km。これらの積み重ねで15,458kmという数字になる。

一級河川の本数でも北海道は13本と全国最多クラスで、石狩川(水系延長約2,600km)、十勝川(約1,700km)、天塩川(約1,500km)など、日本有数の大河川システムを抱える。

2位長野県7,039kmは、信濃川(新潟方面へ続く)・天竜川・木曽川の源流を抱え、県内に張り巡らされる水系の総延長が7,000km超に達する。内陸県でありながら河川延長2位という位置は、中央高地の降水と山岳地形の厚みを象徴している。

最下位は沖縄の393km、39.3倍差

下位を見ると、島嶼部や平野部の小さい都道府県が並ぶ。

順位 都道府県 河川延長合計
45位 大阪府 963.7km
46位 東京都 862.8km
47位 沖縄県 393.2km

最下位の沖縄県393.2kmは、1位北海道の約2.5%。差は約39.3倍にのぼる。沖縄県は本島・離島を含めても面積が約2,280km²と小さく、河川の長さは限定的。県内最長の河川は浦内川(約19km)で、本州の中規模河川に比べると規模が違う。

46位の東京都は、多摩川・隅田川など知名度の高い河川はあるものの、都道府県全体での延長は862.8km。神奈川県(1,033km)もほぼ同水準で、首都圏・関西圏の都市部は面積の割に河川延長が短い特徴がある。

河川延長は面積とほぼ連動する

河川延長ランキングは、面積ランキングと似た並びを持つ。北海道、岩手、福島、長野、新潟、秋田、岐阜、青森、山形、鹿児島——面積10傑のうち、北海道、岩手、福島、長野、新潟、鹿児島の6県が河川延長10位以内に入る。

ただし完全に一致するわけではなく、例えば兵庫県(面積27位)が河川延長8位に入る一方、岐阜県(面積7位)は河川延長15位にとどまる。降水量・山地の密度・河川の刻み方など、地形要因が細部で順位を動かす。

全国合計では、一級河川約89,000km、二級河川約35,000km、準用河川約21,000km。合わせて約14.6万kmの河川が日本列島を流れている。

全47都道府県 河川延長ランキング

2024年の河川延長合計(km)を全47県で並べる。

順位 都道府県 km 順位 都道府県 km
1 北海道 15,458.8 25 徳島県 2,784.3
2 長野県 7,039.6 26 福岡県 2,646.1
3 福島県 5,446.5 27 京都府 2,574.4
4 新潟県 5,382.2 28 宮城県 2,572.7
5 岩手県 4,443.5 29 滋賀県 2,379.4
6 鹿児島県 4,347.8 30 茨城県 2,314.6
7 静岡県 4,050.7 31 山梨県 2,291.3
8 兵庫県 3,881.0 32 青森県 2,226.3
9 大分県 3,729.4 33 和歌山県 2,123.9
10 熊本県 3,633.3 34 奈良県 2,043.0
11 秋田県 3,567.7 35 埼玉県 1,974.9
12 三重県 3,540.8 36 富山県 1,842.2
13 山形県 3,429.4 37 千葉県 1,833.9
14 高知県 3,383.8 38 佐賀県 1,789.8
15 岐阜県 3,377.3 39 長崎県 1,517.6
16 愛媛県 3,309.4 40 鳥取県 1,514.9
17 広島県 3,237.2 41 石川県 1,502.0
18 山口県 3,137.0 42 福井県 1,487.6
19 島根県 3,091.7 43 香川県 1,177.8
20 岡山県 3,013.4 44 神奈川県 1,033.2
21 群馬県 2,982.0 45 大阪府 963.7
22 宮崎県 2,967.2 46 東京都 862.8
23 愛知県 2,917.1 47 沖縄県 393.2
24 栃木県 2,852.4

北海道15,458km、沖縄393km、39倍差

北海道15,458km、長野7,040km、全国平均3,065km、最下位沖縄393km。1位と最下位で39.3倍、北海道だけが15,000km超。同じ日本列島で、水系の長さは40倍近く違う。地図の上で見ると当たり前に見える数字も、47の都道府県を並べて初めて、地形の厚みがこれほど違うことが見えてくる。


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データ出典: 国土交通省「河川データブック2025」(2024年時点)

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