チョコザップ密度1位は大阪2.90店、東京2.89店を僅差で抑える。3位は香川県2.67店で四国勢が大都市に並ぶ(26年4月29日時点データ)。

チョコザップ密度1位は大阪2.90店、東京2.89店を僅差で抑える。3位は香川県2.67店で四国勢が大都市に並ぶ(26年4月29日時点データ)。
「フィットネスジム=東京一強」のイメージは、急成長中のチョコザップでは成立しない。
チョコザップ公式店舗一覧(2026年4月29日時点)と総務省人口推計から、47都道府県別の人口10万人あたり店舗数(密度)を計算した。1位は大阪府2.90店で、2位東京都2.89店との差はわずか0.01店。3位は香川県2.67店、4位奈良県2.60店、5位広島県2.52店と続き、地方の県庁所在県が大都市圏に並ぶ。
最下位は秋田県の0.11店(1店舗のみ)で、46位鳥取県も1店のみ(0.19店)。1位大阪との差は最大26.4倍。0店舗の県はないものの、地方山間部への普及には差がある構造になっている。

数字の前に:データの定義
チョコザップは、RIZAP子会社のZAP HOLDINGSが2022年7月に展開を開始したフィットネスジム。月額3,278円・24時間無料・予約不要・トレーニングウェア不要を特徴とする「コンビニ式ジム」と呼ばれる業態。
データは公式店舗一覧(chocozap.jp/)の2026年4月29日時点スナップショットで、47県合計1,947店、全国密度1.62店/10万人。「密度」は各都道府県の店舗数を人口(総務省推計、令和7年4月時点)で割って10万人あたり店舗数として算出。県の人口規模差を吸収して比較する標準的な計算。
開業から3年9ヶ月で全47県達成・1,947店に拡大したスピード感は、フィットネスジム業態としては異例の規模。
1位は大阪、東京を僅差で抑える
密度上位10県を並べると、大都市圏と地方の県庁所在県が混在する構造が見える。
| 順位 | 都道府県 | 店舗数 | 密度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大阪府 | 245店 | 2.90 |
| 2位 | 東京都 | 389店 | 2.89 |
| 3位 | 香川県 | 24店 | 2.67 |
| 4位 | 奈良県 | 33店 | 2.60 |
| 5位 | 広島県 | 67店 | 2.52 |
| 6位 | 福岡県 | 114店 | 2.29 |
| 7位 | 兵庫県 | 112店 | 2.15 |
| 8位 | 京都府 | 52店 | 2.13 |
| 9位 | 熊本県 | 35店 | 2.10 |
| 10位 | 愛知県 | 139店 | 1.94 |
絶対店舗数の1位は東京都の389店だが、人口13,463千人で割ると密度2.89店。一方の大阪府は245店で人口8,453千人、密度2.90店となり、僅差で1位を取る。「フィットネス=東京一強」の常識に反し、大阪が密度トップに立つ構造。
3位の香川県は24店だけだが人口899千人と少ないため、密度2.67店で大都市圏(兵庫7位2.15・京都8位2.13)を上回る。4位の奈良県も2.60店で、大阪通勤圏の住宅県ながら高い密度。
上位10県のうち6県が大都市圏(東京・大阪・神奈川など)以外で、地方の県庁所在県が押し上げる構造になっている。
最下位は秋田1店のみ、東北・地方山間部は薄い
下位5県を並べると、東北・地方山間部の薄さが際立つ。
| 順位 | 都道府県 | 店舗数 | 密度 | 1位大阪との倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 43位 | 佐賀県 | 3店 | 0.39 | 7.4倍 |
| 44位 | 長野県 | 6店 | 0.31 | 9.4倍 |
| 45位 | 青森県 | 3店 | 0.26 | 11.2倍 |
| 46位 | 鳥取県 | 1店 | 0.19 | 15.3倍 |
| 47位 | 秋田県 | 1店 | 0.11 | 26.4倍 |
最下位の秋田県は1店のみ(0.11店)で、1位大阪との差は26.4倍。鳥取県も1店のみ。青森・佐賀は3店、長野は6店と、東北・北陸・中国地方の山間部県は二桁未満の店舗数。
ただし、47県すべてに少なくとも1店は出店しており、0店舗の県はゼロ。2022年7月の展開開始から3年9ヶ月で全国網を構築した急成長業態としての特徴が見える。

「フィットネス=大都市」常識との部分的な逆説
47県のチョコザップ密度を眺めると、大都市集中型と地方都市健闘型の混在構造が見える。
| 立地タイプ | 県 | 密度 |
|---|---|---|
| 大都市圏中心 | 東京都 | 2.89 |
| 大都市圏中心 | 大阪府 | 2.90 |
| 大都市圏中心 | 神奈川県 | 1.87(11位) |
| 地方県庁県 | 香川県 | 2.67 |
| 地方県庁県 | 奈良県 | 2.60 |
| 地方県庁県 | 広島県 | 2.52 |
| 地方県庁県 | 熊本県 | 2.10 |
香川・奈良・広島・熊本の4県は、大都市圏ではないが密度上位に入る。香川は四国の県庁県で、JR高松駅周辺と郊外ロードサイドに集積。奈良は大阪都市圏のベッドタウン要素。広島・熊本は中四国・九州の経済中心都市。
一方、神奈川県(11位1.87)・千葉県(13位1.50)・埼玉県(16位1.38)の首都圏3県は、東京の半分程度の密度にとどまる。「東京通勤圏のベッドタウン」では出店密度が下がる構造で、東京一極集中ではなく「都市圏の中心市」に集中する展開戦略が見える。
「フィットネス=大都市」の常識は完全には覆らないが、地方の県庁県(香川・奈良・広島・熊本)が大都市圏の周辺県(神奈川・千葉・埼玉)を上回る点で、従来のジム業態と異なる地理的分布になっている。
全47都道府県 チョコザップ密度ランキング
2026年4月29日時点のチョコザップ店舗数と人口10万人あたり密度を全47県で並べる。同率順位は同位扱い。全国合計1,947店、全国平均1.62店/10万人。
| 順位 | 都道府県 | 店舗数 | 密度 | 順位 | 都道府県 | 店舗数 | 密度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 245店 | 2.90 | 25 | 三重県 | 14店 | 0.85 | |
| 2 | 東京都 | 389店 | 2.89 | 26 | 北海道 | 41店 | 0.82 | |
| 3 | 香川県 | 24店 | 2.67 | 27 | 富山県 | 8店 | 0.82 | |
| 4 | 奈良県 | 33店 | 2.60 | 28 | 岐阜県 | 14店 | 0.76 | |
| 5 | 広島県 | 67店 | 2.52 | 29 | 徳島県 | 5店 | 0.74 | |
| 6 | 福岡県 | 114店 | 2.29 | 30 | 愛媛県 | 9店 | 0.71 | |
| 7 | 兵庫県 | 112店 | 2.15 | 31 | 群馬県 | 12店 | 0.66 | |
| 8 | 京都府 | 52店 | 2.13 | 32 | 栃木県 | 11店 | 0.60 | |
| 9 | 熊本県 | 35店 | 2.10 | 33 | 和歌山県 | 5店 | 0.57 | |
| 10 | 愛知県 | 139店 | 1.94 | 34 | 沖縄県 | 8店 | 0.56 | |
| 11 | 神奈川県 | 167店 | 1.87 | 35 | 茨城県 | 15店 | 0.55 | |
| 12 | 高知県 | 10店 | 1.54 | 36 | 岩手県 | 6店 | 0.53 | |
| 13 | 千葉県 | 91店 | 1.50 | 37 | 山形県 | 5店 | 0.50 | |
| 14 | 宮城県 | 31店 | 1.40 | 38 | 長崎県 | 6店 | 0.49 | |
| 15 | 鹿児島県 | 21店 | 1.39 | 39 | 島根県 | 3店 | 0.48 | |
| 16 | 埼玉県 | 98店 | 1.38 | 40 | 福島県 | 8店 | 0.46 | |
| 17 | 岡山県 | 22店 | 1.23 | 41 | 宮崎県 | 4店 | 0.39 | |
| 18 | 滋賀県 | 15店 | 1.10 | 42 | 山梨県 | 3店 | 0.39 | |
| 19 | 大分県 | 11店 | 1.03 | 43 | 佐賀県 | 3店 | 0.39 | |
| 20 | 石川県 | 11店 | 1.02 | 44 | 長野県 | 6店 | 0.31 | |
| 21 | 福井県 | 7店 | 0.97 | 45 | 青森県 | 3店 | 0.26 | |
| 22 | 山口県 | 12店 | 0.95 | 46 | 鳥取県 | 1店 | 0.19 | |
| 23 | 静岡県 | 32店 | 0.94 | 47 | 秋田県 | 1店 | 0.11 | |
| 24 | 新潟県 | 18店 | 0.87 |
注:単位は人口10万人あたり店舗数。データはチョコザップ公式店舗一覧(2026年4月29日時点)と総務省人口推計から算出。同率順位は同位扱い。
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データ出典: チョコザップ公式店舗一覧(2026年4月29日時点)+ 総務省人口推計