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47県のカフェ覇者はスタバ36県・コメダ3県・ドトール東京。コメダ愛知2.95/10万人でぶっちぎり、東京はドトール3.60。

公開日: 2026-05-15
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47県のカフェ覇者はスタバ36県・コメダ3県・ドトール東京。コメダ愛知2.95/10万人でぶっちぎり、東京はドトール3.60。

47県のカフェ覇者はスタバ36県・コメダ3県・ドトール東京。コメダ愛知2.95/10万人でぶっちぎり、東京はドトール3.60。

「カフェ=スタバ全国均等」のイメージは、47県を3社の店舗密度で塗り分けると別の構造が見える。

各社公式店舗一覧(2026年4月時点)と総務省人口推計から、コメダ・スタバ・ドトールの3社について「人口10万人あたり店舗数」を都道府県別に計算した。47県の密度1位を出すと、スタバ36県、コメダ3県(愛知・岐阜・徳島)、ドトール5県(東京・神奈川・青森・山形・福島)、同率1位3県(三重・島根・山口)に分かれる。

愛知のコメダは密度2.95/10万人で全国1位。2位三重1.70の1.7倍に達する。東京のドトールは3.60で全国1位、スタバ3.22を上回って日本一の密度。「全国均等のスタバ」と「ローカル密集のコメダ」「東京特化のドトール」という3つの異なる構造が見える。

47県カフェ覇者マップ

数字の前に:データの定義

3社の店舗数は各社公式の店舗一覧(コメダ・スタバ・ドトール、2026年4月時点)を取得し、JISの都道府県コード単位で集計した。47県合計はコメダ1,034店・スタバ2,119店・ドトール1,300店。

「密度」は、各都道府県の店舗数を人口(総務省推計、令和7年4月時点)で割り、10万人あたり店舗数として算出。県の人口規模差を吸収して比較する標準的な計算。

「県別1位」は、各県の3社密度のうち最大値の社を1位とする。同率1位の場合は両社を1位扱いとする。

スタバは36県覇権、全国密度1.76で最強カフェ

スターバックスは47県中36県で密度1位。残り11県(コメダ3県・ドトール5県・同率3県)以外は全てスタバが1位を取る圧倒的な広域展開。

順位 都道府県 スタバ密度 店舗数
1位 東京都 3.22 433店
2位 沖縄県 2.57 37店
3位 愛知県 2.26 162店
4位 大阪府 2.05 173店
5位 京都府 2.01 49店

東京都の433店は3社含めて圧倒的最大。沖縄2.57は那覇市集中+観光地効果。3位愛知は地元コメダの2.26対2.95に押されてコメダ覇権、密度2位の沖縄も同様に「絶対数の少ない地方の上位」とは別軸。

スタバの全国平均密度は1.76/10万人で、コメダ0.86・ドトール1.08を大きく上回る。47県すべてに出店しており、最少は島根5店舗、最多は東京433店舗。「全国均等チェーン」の代表格。

コメダは愛知2.95でぶっちぎり、単独1位3県+同率1位3県

コメダ珈琲店は単独1位3県(愛知・岐阜・徳島)に同率1位3県(三重・島根・山口)を加えた6県で密度1位を取り、その分布は東海中心+徳島の偏在型。

順位 都道府県 コメダ密度 店舗数
1位 愛知県 2.95 211店
2位 三重県 1.70 28店
3位 岐阜県 1.57 29店
4位 滋賀県 1.18 16店
5位 和歌山県 1.03 9店
5位 徳島県 1.03 7店
5位 奈良県 1.03 13店

愛知2.95は2位三重1.70の1.7倍、3位岐阜1.57の1.9倍。コメダの全国1,034店のうち211店(20.4%)が愛知1県に集中。名古屋発祥のチェーンが地元密度を維持している構造。

コメダが密度1位を取るのは、単独1位が愛知・岐阜・徳島の3県、同率1位を含めると三重・島根・山口を加えた6県。東海4県(愛知・岐阜・三重・滋賀)は密度Top4を独占し、コメダ=東海ローカルの図式が見える。

東海以外でコメダが単独1位を取るのは徳島県(コメダ1.03 / スタバ0.88 / ドトール0)。徳島はドトール0店舗で、もとから3社決戦から1社抜けの構図。徳島のコメダ7店舗がスタバ6店舗を上回る形になっている。

コメダの全国平均密度は0.86/10万人で、3社最低。スタバの半分以下だが、愛知1県だけは唯一全国密度の3倍超を保つ「地元戦力」型。

3社の密度ランキング比較

ドトールは東京3.60で日本一、東京・神奈川を制する

ドトールは5県で密度1位を取る。その分布は東京・神奈川の首都圏2県と、青森・山形・福島の東北3県で、地理的にも特異。

順位 都道府県 ドトール密度 店舗数
1位 東京都 3.60 485店
2位 神奈川県 1.92 172店
3位 山形県 1.20 12店
4位 千葉県 1.19 72店
5位 福島県 1.16 20店

東京のドトール3.60は3社全体での全国1位。スタバ東京3.22を上回る。ドトール全国1,300店のうち485店(37.3%)が東京1都に集中する極端な東京特化型。

東京以外でドトールが1位を取るのは神奈川(ドトール1.92 vs スタバ1.61)、青森(1.04 vs 0.95)、山形(1.20 vs 1.00)、福島(1.16 vs 1.04)。首都圏+東北勢の組み合わせ。

ドトールの店舗数0の県は滋賀・徳島の2県。「駅前商業施設のテナント」中心の業態のため、商圏特性が合わない地域では出店が進まない構造が見える。

カフェ三国志は3つの異なる縄張り構造

3社の都道府県別1位を集計すると、それぞれが別軸の戦略を持つことが見える。

1位県数 全国店舗 全国密度 戦略タイプ
スタバ 36県 2,119店 1.76 全国均等型
ドトール 5県 1,300店 1.08 東京特化型
コメダ 3県 1,034店 0.86 地元密集型
同率 3県 三重・島根・山口

スタバは47県すべてに出店し、最少の島根でも5店舗、全国どこでも0.79〜3.22の範囲で展開。ドトールは東京1都で全国の37%が集中、滋賀・徳島には1店舗もない極端な分布。コメダは愛知1県で全国の20%、単独1位は愛知・岐阜・徳島の3県のみ(同率1位は三重・島根・山口の3県)。

「カフェ=スタバ」は概ね正しいが、首都圏に住む人にとっては「カフェ=ドトール」、愛知・岐阜・三重の東海3県に住む人にとっては「カフェ=コメダ」が日常的な感覚に近い。

全47都道府県 カフェ3社密度ランキング

3社の都道府県別密度(人口10万人あたり店舗数)と各県1位を全47県で並べる。単位は店/10万人。

都道府県 コメダ スタバ ドトール 1位
北海道 0.48 1.18 0.56 スタバ
青森県 0.17 0.95 1.04 ドトール
岩手県 0.53 0.79 0.71 スタバ
宮城県 0.45 1.49 0.99 スタバ
秋田県 0.34 1.01 0.22 スタバ
山形県 0.70 1.00 1.20 ドトール
福島県 0.35 1.04 1.16 ドトール
茨城県 0.44 1.58 0.44 スタバ
栃木県 0.66 1.97 0.38 スタバ
群馬県 0.61 1.55 0.44 スタバ
埼玉県 0.54 1.38 1.13 スタバ
千葉県 0.54 1.62 1.19 スタバ
東京都 0.76 3.22 3.60 ドトール
神奈川県 0.62 1.61 1.92 ドトール
新潟県 0.58 1.15 0.24 スタバ
富山県 0.51 1.44 0.72 スタバ
石川県 0.74 1.76 0.65 スタバ
福井県 0.97 1.66 0.28 スタバ
山梨県 0.52 1.69 0.65 スタバ
長野県 0.57 1.70 0.26 スタバ
岐阜県 1.57 1.41 0.76 コメダ
静岡県 1.00 1.58 0.50 スタバ
愛知県 2.95 2.26 0.70 コメダ
三重県 1.70 1.70 0.55 コメダ/スタバ
滋賀県 1.18 1.47 0.00 スタバ
京都府 0.94 2.01 0.86 スタバ
大阪府 1.01 2.05 0.96 スタバ
兵庫県 0.90 1.46 0.60 スタバ
奈良県 1.03 1.74 0.63 スタバ
和歌山県 1.03 1.15 0.34 スタバ
鳥取県 0.95 1.14 0.38 スタバ
島根県 0.79 0.79 0.48 コメダ/スタバ
岡山県 0.61 1.28 0.39 スタバ
広島県 0.75 1.69 0.49 スタバ
山口県 0.79 0.79 0.24 コメダ/スタバ
徳島県 1.03 0.88 0.00 コメダ
香川県 0.78 1.89 0.11 スタバ
愛媛県 0.79 1.11 0.24 スタバ
高知県 0.92 1.08 0.31 スタバ
福岡県 0.90 1.82 0.70 スタバ
佐賀県 0.39 1.80 0.39 スタバ
長崎県 0.40 1.21 0.32 スタバ
熊本県 0.42 1.26 0.24 スタバ
大分県 0.47 1.59 0.19 スタバ
宮崎県 0.69 1.37 0.29 スタバ
鹿児島県 0.73 0.86 0.20 スタバ
沖縄県 0.49 2.57 0.49 スタバ

注:単位は人口10万人あたり店舗数。各社公式店舗一覧(2026年4月時点)と総務省人口推計から算出。同率1位は両社を表記。


もっと詳しく

データ出典: スターバックス公式店舗一覧 / コメダ珈琲店公式店舗一覧 / ドトール公式店舗一覧 (いずれも2026年4月時点)+ 総務省人口推計

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