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天ぷら・フライに年18,000円の県。

47ものがたり vol.14 — データ出典:総務省統計局「家計調査」(1985〜2025年・3年平均使用)

天ぷら・フライの消費額は40年で+90%。ほぼ倍増した。

1位は福井県。年間18,276円。

2位は新潟(17,767円)、3位は富山(17,428円)。北陸が上位を独占している。数値は3年平均(2023〜2025年)

なぜ北陸なのか

順位県名3年平均
1位福井県18,276円
2位新潟県17,767円
3位富山県17,428円
4位大分県15,861円
5位山形県15,384円

福井・新潟・富山。豚肉の記事で見た「新潟が豚肉消費1位」と同じ顔ぶれだ。北陸・甲信越は「おかず」を惣菜で買う文化が強い。

福井はソースかつ丼の街。コロッケ消費でも毎年上位に入る。揚げ物文化が根付いている。

「素材→惣菜」シフトの最前線

天ぷら・フライの+90%は、食卓の記事で見た「素材から加工品へ」の象徴だ。えびの消費が−60%になった裏で、えびフライやえび天は惣菜コーナーで売れ続けている。

消えたのは「えび」ではなく、「えびを自分で揚げる行為」だ。

全国平均は1985年の7,158円から13,602円へ。月に1,134円。週に2回、スーパーの惣菜コーナーで天ぷらかフライを買う。それが2025年の日本の食卓だ。

データ出典:総務省統計局「家計調査」(1985〜2025年・3年平均使用)